本記事内の画面キャプチャは、Google Adsense公式サイトの内容を引用し、手順説明を目的として利用しています。権利は各提供元に帰属します。
アフィリエイト・サービス・プロバイダー（ASP）のひとつであるGoogle AdSense（クリック報酬型広告サービス）に、審査リクエストを行い、3回目で合格（AdSenseアカウント有効化）できました。
その後、広告を掲載してから初めての支払いを受け取るまでの経過を、体験ベースでまとめています。
条件
- WordPressで外観のテーマ「Cocoon」を利用しました
- Google Adsenseアカウントは有効化（審査合格）済みです
- 広告掲載手順については、以下の記事を参考にしています
お支払情報の経過：基準額達成するまで
お支払い基準額が０％のスタート
広告掲載から約2週間後の月末時点で、ホーム画面に表示された推定収益額は「￥111」でした。
お支払い情報を確認すると、支払基準額(8,000円)に対する達成率は「０％」の状態です。
お支払い基準額が１％になった
広告掲載から翌月1日を迎えましたが、お支払い情報の収益額はまだ「￥０」のままでした。
支払い情報がいつ更新されるのかを調べたところ、公式情報では毎月3日までに反映されるとのことです。
3 日: 前月の見積もり収益額が確定され、[お支払い] ページに反映されます。[お支払い] ページでは、前月の取引に追加された合計収益額に関する項目を確認できます。
引用元：AdSense のお支払いスケジュール
広告掲載翌月2日の日に確認したところ、収益額が無事にが反映されていました。
「3日」ではなく「3日までには反映される」仕組みになっているようです。
これでようやく基準額の達成率が「０％」から脱出できましたが、まだ支払い基準には届いていません。今後も基準額達成に向けて、魅力あるブログ記事の作成に取り組んでいきます。
お支払い基準額が15％になった時の対応（本人確認と口座登録）
本人確認情報提供
広告掲載からちょうど5ヶ月経過した日に、件名「本人確認が必要です」というメールを受信しました。
上記画面の「今すぐ確認」ボタンをPCからクリックしても反応がなかったため、スマートフォンのGmailアプリから操作を行いました。
本人確認は運転免許証で行いました。私の場合、最新の住所が裏面に記載されていたため、表面とあわせて裏面も提出しました。両面のアップロードが可能だったことで、正しく確認してもらえるという安心感がありました。
登録が完了すると、すぐに「本人確認が完了しました」という通知メールが届き、ホーム画面上の「本人確認情報の提供」メッセージも消えました。
銀行口座登録：デポジット入金待ちまで
「本人確認が完了しました」というメールを受け取った後、続けて支払い方法（銀行口座）の設定を行います。
銀行口座の名義は、半角カタカナ（例：ﾐｮｳｼﾞ ﾅﾏｴ）で入力する必要があります。
誤入力を避けるため、手元のキャッシュカードを確認しながら入力しました。
入力が完了すると、Googleからのデポジット（25円未満の試験入金）を待つ状態になります。
住所確認：PIN到着待ち
翌日には、AdSenseの管理画面に「住所確認が必要」というメッセージが追加されました。
ホーム画面のタスク欄には、PINが郵送される予定であることが表示されていました。
ここからは、PINが郵送されてくるのを待つ状態に入ります。
この時点では、まだGoogleからのデポジット入金も確認されていませんでした。
銀行口座確認：デポジット入金後
銀行口座の登録から1営業日後には、Googleからのデポジット（少額入金）が確認できました。
入金に気づくのが遅れたため、以下の確認処理は8営業日後に実施しました。
手続きは、AdSense画面の [お支払い情報] → [お支払い方法の管理] から進みます。
デポジットが入金された口座の「確認」ボタンを押します。
表示されたプルダウンリスト（1～24円）から、実際に入金された20円を選択し、「確認」を押します。
[お受け取り方法] からは「確認待ち」の表示が消えました。
ただし、トップメニューにはまだ「要ご対応：AdSenseお支払いアカウントをご確認ください」の警告が残っています。
しかし、PINも到着したため、このまま住所確認へと進みます。
住所確認：PIN到着後の作業
PINの郵送手配メッセージが表示されてから、10日目に無事届きました。
PINの台紙は三辺がミシン目になっており、手で切り離して開封します。
私は不覚にも左手中指の第1関節付近を少し切ってしまいましたので、作業の際は十分ご注意ください。
このPINコードは、4か月以内に入力して住所確認を完了する必要があります。
管理画面に表示されている「住所確認を促すメッセージ」の中にある「操作」ボタンをクリックし、PIN入力画面に進みます。
届いたPINを入力して、「送信」ボタンを押します。
住所確認が「完了」と表示され、トップページに表示されていた警告メッセージも画面をリロードしたら消えました。
お支払情報の経過：基準額達成から支払まで
広告を掲載し始めてから約11か月後、2025年1月末にようやく支払い基準額を超えることができました（広告掲載開始は2024年3月中旬）。
お支払い基準額が100％になった
AdSenseの支払いは、毎月21日から26日の間に実行されます。
Google公式の「AdSense お支払いスケジュール」では、次のように案内されています。
21～26 日: 毎月 21～26 日になると [お支払い] ページに [お支払い処理中] という項目が表示され、収益が処理されてお取引金融機関への振り込み手続き中であることが示されます。
引用元：AdSense のお支払いスケジュール
支払い確定前の状態では、ホーム画面には今月の収益額（980円）と、残高（支払い予定額9,266円）が表示されていました。
振込確認
2025年2月25日、Google AdSenseからの振込が登録した銀行口座に入金されていることを確認しました。
入金後、AdSenseのホーム画面では残高が「0円」となっていました。
お支払い情報ページには、今回の振込が「お支払い済み」として記録されています。
また、「支払い領収書」も確認できました。
税務情報について
税務情報の提出については、こちらのアドセンス審査合格の記事 に書いたとおり、当初は登録せず、必要に応じて対応する方針としていました。
今回、初めての振込を受けて、あらためて状況を確認しました。
✅ 結論
→ 現時点での登録は不要と判断しています。AdSenseから案内があった場合に対応する予定です。
AdSenseの税務情報登録が不要なケース
① 日本在住で、日本の個人ブログ収益のみ
→ 米国での納税義務がないため、登録不要。
② シンガポール税務情報（運営元：Google Asia Pacific）
→ 通常、日本での確定申告のみでOK。
③ アメリカの税務情報（W-8BENフォーム）
→ YouTubeや米国ユーザー向けコンテンツ収益がなければ不要。
登録が必要なケース
- YouTube収益（AdSense for YouTube）がある
- 米国企業との取引がある（米国クライアントから広告案件を受けるなど）
今後の対応方針
現時点では登録の必要はありませんが、もし今後、税務情報の入力が求められた場合には、落ち着いて指示に従って対応すれば問題ありません。
Googleから「税務情報を登録してください」と通知が来たタイミングで対応する予定です。
まとめ
時間はかかりましたが、有益なコンテンツを積み重ねることで、少しずつ収益が増えていくのを実感できました。
これからも引き続き、ブログの更新を続けていきたいと思います。
アドセンス広告を掲載してから、どれくらい収益が出たのかについては、別の記事で詳しく紹介する予定です。
