使えるねっと:(Windows2016移行第1話)FX専用VPSのWindows2012問題

使えるネットクラウドVPSでWindowsServer2016移行とMT4セットアップ第1話 FX用VPSの運用
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本記事内の画面キャプチャは、使えるねっと公式サイトの内容を引用し、手順説明を目的として利用しています。権利は各提供元に帰属します。

 2013年にFX用VPSの利用を、使えるねっとの「FX Windows 2008 R2 VPSシルバー」ではじめました。その後、2020年1月14日のWindows Server 2008サポート終了を目前に、使えるネットでは2019年8月31日に「Window Server2008及び2008R2系」OSのサービス終了が決まりました。

 このため、2019年6月にはWindows Server 2012 R2の「クラウドVPS Windows FX シルバー SSD v3」に移行しました。それから4年経ち、2023年10月10日には、Windows Server 2012/2012 R2のマイクロソフトサポートが終了となります。

 2023年6月上旬の執筆時点では、使えるネットからサービス終了のアナウンスはありませんが、Windows2008の時と同じように、いつサービス終了になるかわかりません。OSサポート終了前にOS移行しなければと思いつつ、2023年3月20日には現行のシルバープランの終了を迎えてしまいました。

 2023年10月のWindows2012サポート終了に備えた方針を検討した結果、一年契約が6月末まで半額セール中の「クラウドVPS Windows FX ゴールド SSD」(Windows Server 2016)へ移行することに決めました。

参考使えるネットの半額セールのお知らせ

参考使えるネットのシルバープラン終了のお知らせ

 この記事(第1話)は、次の新規契約から、既存契約解除までの第5話まであります。

関連記事(Windows2016移行第1話)FX専用VPSのWindows2012問題

関連記事(Windows2016移行第2話)クラウドVPS Windows FX ゴールドプラン契約申し込み~契約完了

関連記事(Windows2016移行第3話)クラウドVPSサービス開始からセキュリティ対策まで

関連記事(Windows2016移行第4話)MT4環境の構築

関連記事(Windows2016移行第5話)現行シルバープラン契約解除の手続き

■2023年7月追記
 使えるネットのVPSには、「サーバの再作成」をすることが出来て、ここでOSを選択することができました。下記は「クラウドVPS Windows FX ゴールド SSD」契約後の画面です。

契約プランとOSは紐付いていると思っていましたが違っていました。契約時に提供されているOSはデフォルトであり、この「サーバの再作成」を行えば、Win2019も利用可能でした。振り返れば下記選択がベストでした。
後悔1:VPSシルバープランのまま契約更新して、サーバの再作成でWin2019を再作成するべきだった。→ 2023年3月20日にシルバープラン終了のため断念。
後悔2:VPSゴールドプランを新規契約して、デフォルトのWin2016からWin2019に再作成するべきだった。 → 「サーバの再作成」を知らずにWin2016でセットアップしてしまったので、Win2016のサポート期限(2027/01/12)までに対策します。

本記事は、「サーバの再作成」を考慮していなかった記事であることをご了承ください。

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条件

  • 契約中VPS:使えるねっとFX専用VPS (2023年7月に1年契約が満了となる契約)
     クラウドVPS Windows FX シルバー SSD v3
     OS:Windows Server 2012 R2
  • 検討VPS:使えるねっとFX専用VPS
     クラウドVPS Windows FX ゴールド SSD
     OS:Windows Server 2016

契約延長は可能だがリスクがある

 OSサポート終了の10月より前に、契約中のVPSが7月に一年契約終了するので、現行のまま契約延長できる可能性をまず考えました。

 その結果、使えるネットのコントロールパネルから、現在契約中の「クラウドVPS Windows FX シルバー SSD v3」の契約延長は可能であり、Windows 2012サポート終了後となる一年契約もできる状態を確認しました。

↓では、コントロールパネルでもOSがWindows2012R2であることがわかります。

↓は[アカウント]-[契約]に進み、「クラウドVPS Windows FX シルバー SSD v3」を選択した画面です。「契約更新」が選択できるのでもう一画面まで進んでみます。

↓のように、1年更新を選択して契約延長が可能なようですが、ここでSTOPしました。

使えるネットのサポートへ電話確認したところ次の回答でした。

使えるネットサポート様
使えるネットサポート様

・契約更新は可能ですが、「サーバの再作成」ができなくなる可能性があります。
・OSサポート終了により、セキュリティのリスクが高くなります。
・サービス提供が終了する可能性は現状未定です。
・推奨は、Windows2016のOSとなるFX用VPSを新規契約して移行することです。
 新規1年契約は6月末まで半額セール中なので、検討してください。
・シルバープランから、ゴールドプランへの変更で1年契約は半額セール対象となります。

 もっとも恐れているのは、サービス提供のOSサポートより前の終了です。Windows2008の時は、OSサポート終了より5ヶ月弱早く、サービス終了となりました。Windows2012のサポート終了まで4ヶ月切っているので、2023年10月前にサービス終了になる可能性は否定できません。

結論はFX用VPSゴールドプランへ移行

 スペック的に私のMT4運用ではシルバープランで十分なので、Windows2016のシルバープランを契約できればベストでしたが、2023年3月2日にシルバープラン新規(Windows2012から2016に新規となる)契約は終了したので、シルバープランを申し込むには乗り遅れてしまいました。

 シルバープランのスペックで十分なので、ゴールドプランの設定金額には迷いがありました。お名前.comのFX自動売買用VPSの存在を知ってその割安さから、移行も考えつつありました。そんななか、半額セールの案内があり、現在のシルバープランと同等の金額となったので、この期間中にゴールドプラン一年契約へ移行する決断となりました。

 第2話では契約申込みから契約完了までのお話です。

関連記事(Windows2016移行第2話)クラウドVPS Windows FX ゴールドプラン契約申し込み~契約完了

FX用VPS契約履歴

現在までに利用してきた、FX用VPSの情報をまとめます。

使えるねっと:FX Windows 2008 R2 VPSシルバー

項目カタログスペックVPS上スペック
OS(未確認)Windows Server 2008 R2 Datacenter
CPU4コアIntel Xeon L552 2.26GHz 4コア
メモリ1GB(未確認)
HDD30GB(未確認)
費用\2,362-/月(税別)  1年\30,611-(消費税8%込)
2019.6のメモより

使えるねっと:クラウドVPS Windows FX シルバー SSD v3

項目カタログスペックVPS上スペック
OSWindowsWindows Server 2012 R2 Standard
CPU3コアIntel Xeon Processor Cascadelake2.59GHz 3プロセッサ
メモリ2GB10GB(VPS上でFlexibleに変化すると推測)
HDD50GB(SSD)50GB
費用\2,680-/月(税別)  1年\35,376-(消費税10%込) 2023.3までの契約
\3,080-/月(税別)  1年\40,656-(消費税10%込) 2023.3移行契約していた場合
2023.6確認

使えるねっと:クラウドVPS Windows FX ゴールド SSD

項目カタログスペックVPS上スペック
OSWindowsWindows Server 2016 Standard
CPU4コアIntel Xeon Processor Cascadelake2.59GHz 4プロセッサ
メモリ4GB8GB
HDD100GB(SSD)100GB
費用\3,150-/月(税別)  1年\41,580-(消費税10%込) 半額セール利用契約
\6,300-/月(税別)  1年\83,160-(消費税10%込) 通常価格時
2023.6確認
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